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彫金師としての淺野一

更新日:2024年9月17日


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彫金工房Falò-orafe(ファロオラフェ)入口



ども、彫金師をしております

淺野一(あさのはじめ)です。


ブログ本編…オーダーメイドや修理、カスタムといった事について書く前に

自分の経歴について少しだけ書こうと思います。


初めて彫金工房Falò-orafe(ファロオラフェ)を知ってブログを読んで頂いた方にも

淺野一を良く知っている方々にも、読んで頂けたら嬉しいです。


私、淺野一は、大阪の生野区に生まれました。

生まれた当初は高熱が下がらず、生死の境をさまよう状態だったそうです。


小中学と紆余曲折ありながら進み、高校は工業系、大学は法学部と変わった学歴なのですが

大学2年の時、当時流行っていた銀粘土を趣味で始めたのがきっかけで

大学を卒業した後、「日本宝飾クラフト学院(大阪校)」へ入学します。


「日本宝飾クラフト学院」では基本的なジュエリー、アクセサリーの制作方法

宝石に関する知識、メンテナンスなどについて2年間学びました。

当時はカリキュラムを出来るだけ早く終わらせて自分が作りたいアクセサリーを必死につくっていたのを覚えています。


学生の頃は独立の意思も強く、シルバーアクセサリーブームもあって自身のブランドを作り

アクセサリーショップに営業したりしていました。

専門学校を卒業する前に、学友7人で大阪の中崎町近くに物件を借り

アトリエ「七掌(ななごころ)」と銘打って作家活動をしていました。

当時の事はアメーバブログで書いていたので、探すと出てくるかもしれません笑


「七掌」での活動は2年間、代表やリーダーといった役割を決めたりはしなかったのですが

実質的な代表は恐らく私だったと思っています。

アトリエ「七掌」の発足と解散…その二つを決断したのも私でした。


アトリエを解散し、自身の経歴を確かなものにする為に

かねてより興味があった「洋彫り」を学ぶためにイタリア、フィレンツェへ留学

日本人の留学生をほぼ取っていないフィレンツェの名門校「Le arti orafe」の門を叩きました。


今となっては笑い話ですが当時は日本とは違う言語、文化、生活するだけでも大変でした。

フィレンツェでは、街並みの中にある中世から続く建築物、アートに数多く触れ

彫金、洋彫りを教えて頂いた先生方には、個人で受けている仕事をさせて頂いたり

工房を見学させてもらったりと、沢山の経験を積ませて頂きました。


フィレンツェから帰国後、知人が経営するオーダーメイドジュエリーのショップに就職し

オーダーメイドの制作担当として11年数多くの制作に携わらせて頂きました。

オーダーメイドの制作担当といっても、実際はオーダーメイドやリフォームだけでなく

指輪のサイズ直しやネックレスの切れといったジュエリーアクセサリーの修理

メンテナンス、仕入れ、受付、ブログ、SNSまで基本的な業務全般をしていました。


実務経験が7年なければ受ける事が出来ない国家検定「一級貴金属装身具制作技能士」

この資格も取らせて頂きました。


この頃は、働いていたアクセサリーショップを自分の店のように思っていたので

独立といった意思はあまりなく、小さく自分の中で燻るように残っていただけでした。


転機が訪れたのは、働いていたアクセサリーショップの代表と言い合いになったことです。

どうしても納得が出来ず、店長という立場でありながら退職を決めました。


辞めると決断した時は、この彫金師という仕事自体も辞めるつもりでした。


辞めようと思う、そう親友に話した時「独立したらいいやん」とサラッと言われました。


その事が燻っていた「独立したい」という思いを少し揺れ動かした。


親友以外にも沢山の人から応援と励ましの言葉を貰って

燻っていた想いは段々と大きくなり


まるで消えかけた焚火に薪を入れ

息を吹き込み

もう一度大きな炎となるように


アクセサリー、ジュエリーに携わる事を続けよう

自身の力で立とう

そう思い、独立をしました。


[彫金工房FaLò-orafe(ファロオラフェ)」

イタリア語で「Falò(ファロ)」は「焚火」

「orafe(オラフェ)」は「彫金師」を意味します。


アクセサリー、ジュエリーの職人が少なくなっていく中

お客様に対して彫金の職人として提案できることは何なのか

オーダーメイド、修理、リフォームと幅広く対応できること

他店の商品だからと断るのではなく、工夫して出来ることをご提案する


ジュエリー、アクセサリーのことで何かわからない事

疑問に思うことがあればお気軽にご相談ください。

少しでもお力になれればと思います。


彫金工房Falò-orafe(ファロオラフェ)

〒544-0014

大阪府大阪市生野区巽東2-5-32

定休日:木曜日 ※予約制

Instagram:@falo_orafe













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